お前むかつくねん②~人生かけて恋愛するばい
俺が無茶ばっかして、家に入れてもらえない夜、俺の傍にいてくれたのは、ポテだった
優しい犬だった
荒れた俺に、怯えず、いつも傍に寄ってきてくれた
そんな、ポテがいないのは、凄く寂しいよ
やべ、なんか泣けてくるな
『あんた、何泣いてるのよ、バカ』
そういう広美も泣いてた
喜一も、眼鏡の奥の瞳が潤んでる
母親のお菊さんは、大号泣だ
父親は、平然を装ってるが、悲しそうな背中をしている
家族が独り減ったんだ
誰だって悲しいよな
ポテ、向こうへ行ってもあんま食べ過ぎんなよ
って、食べ過ぎてもいいのか
腹一杯食べていいぞ
いつの日かまで、お別れな
ポテ、またな
優しい犬だった
荒れた俺に、怯えず、いつも傍に寄ってきてくれた
そんな、ポテがいないのは、凄く寂しいよ
やべ、なんか泣けてくるな
『あんた、何泣いてるのよ、バカ』
そういう広美も泣いてた
喜一も、眼鏡の奥の瞳が潤んでる
母親のお菊さんは、大号泣だ
父親は、平然を装ってるが、悲しそうな背中をしている
家族が独り減ったんだ
誰だって悲しいよな
ポテ、向こうへ行ってもあんま食べ過ぎんなよ
って、食べ過ぎてもいいのか
腹一杯食べていいぞ
いつの日かまで、お別れな
ポテ、またな