お前むかつくねん②~人生かけて恋愛するばい
そんなある日、ようやくワンちゃんを飼ってくれる人を見つけることができて、ひゅうたと一緒に飼い主にワンちゃんを届けに行くことになった


私はデートだとえのきや玉子に話した


ご飯も食べよってひゅうたに誘われていたし…

こんな事をデートと言ってしまう私は、本当にどうかしてる

でも、デートって思いたかった

自分の想いを告げるチャンスだと思っていたから……


実は、ひゅうたを好きな子が、ひゅうたに告白したと聞いた

ひゅうたは好きな子がいるからと断ったと聞いた


ひゅうたが文化祭でラブソングを歌った時、ひゅうたが恋をしてるのは感じた


それが私じゃないとしても、それでも今伝えなきゃ後悔すると思った


ひゅうたは近々好きな人に告白する感じがしたから…

誰かのものになっちゃう前に、当たって砕けたかった


このままこの想いをずっと胸に秘めておくのは出来そうになかった



それくらい、好きで溢れていたから
だから折角のチャンスを無駄にしたくないと思っていた


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