お前むかつくねん②~人生かけて恋愛するばい
ワンちゃんを送り届けると、ひゅうたは凄く寂しそうだった



『あのまま……ひゅうたが飼ってもよかったんじゃない?』



『そうなんやけど、おかんあんま動物得意やないからさ』



そうなんだ
だから一生懸命飼い主探してたんだね



『ひゅうた…』

寂しそうなひゅうたの肩に手を伸ばしかけた時…



『なんか、腹すいたから、飯食いにいこ』

とひゅうたが悲しそうに微笑みながら言った



そして、ご飯を食べに行って、ひゅうたが

『今日…付き合わせてごめんな。彼氏に怒られるな』


そう私の目を見ながら切なそうに微笑むのを見てたら


思わず私は……







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