よみがえれ誠の魂よ〜天つ風は何処(いずこ)へ〜
禅「椿、様………!!!!
何故、この様な俺如きに………!何故……!!」
『ナゼ……………?……ワラワ………セル…………
仲間、だろう…………が…………!!!!』
そう叫んだ椿の目から、闇が消える。
禅「つば、き、様…………っっ!!」
最早禅は涙腺が止まらない。
それだけ、不安と嬉しさで一杯なのだ。
『………………悪い。暁のせいで………………
私は……………狂ってしまった…………………。』
そう言う椿の顔は、これまでにないくらい
悲痛そうな顔だった─────────