好きって気づけよ。

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私の課題が終わったと同時に、お母さんから夕ご飯ができたと声をかけられた。



お父さんも帰ってきていたから、私たちは4人で夕ご飯を食べて。


お父さんは久しぶりに凪くんと会えて、機嫌がよさそうだった。



ご飯を食べ終えたあと、

私の部屋にもどった私たちは、今度こそテスト勉強をはじめた。




「どう? はかどってる?」


「お母さん」




勉強をはじめて少し経過したとき、お母さんが入ってきた。


ジュースとケーキをもって。




「フルーツタルトとショートケーキ。デザートに食べてね」


「ありがとうございます」



 
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