たびびと
「あなたもしゃべることができるの!?」



一呼吸おかせて、



「わたし、急いでいるの。そこをどいてくれない?」



ドラネコはいじわるでした。



「それはできない相談だね~。どうしても通りたいのなら、わしを倒していきなさい。」



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