たびびと
「小鳥さん。この道、どちらに行ったらいいのかしら。」
チュンチュン、と、さえずりました。
「そうよね、こたえるわけないわよね。あなたは小鳥ですもの。」
少女は笑いました。
すると、
チュンチュン、と、さえずりました。
「そうよね、こたえるわけないわよね。あなたは小鳥ですもの。」
少女は笑いました。
すると、