幼馴染の不器用な恋



ごめんね…夏貴。



「ありがとう」



涙をこらえてその場で小さく呟いた。



夏貴にいろんな幸せもらったよ。



ありがとうだけじゃ、足りないけど



あの言葉で許してね。



涙を拭いて私は廊下を走り始めた。





美保Side.終
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