幼馴染の不器用な恋



「そっか…そっか!私の勘違いだっ…たんだ、ね」



そう言って俯く、美保の体は震えていた。



泣いてる?



「おい、どうしたんだよ?さっきから…」



「…あのね、夏貴とさっき別れてきたの。やっと自分が誰を好きなのか、わかったから!」



え?



なんだよ、それ…



意味が、わからねぇ…



< 56 / 75 >

この作品をシェア

pagetop