情熱のラブ・  フォルテシモ
一方マネージャーはライアンと話しをしていた。

自分が動けないことと

私のマネージャーとして頼れるかを彼に確認していた。

「田原、彼女は私が責任を持って預かります。ご安心ください。」

スタジオを出て、4人でジョシュ達が宿泊しているホテルへ行った。

「契約書をお渡しします。報酬はかなりの率です。異存ないと思いますが、渡米の日程を一番にご連絡願いたいのです。」

「ジュナ、店の方は何も問題ないから君の都合だけだ。次の週末でどうだ?」

「そんなに早くですか?」

「向こうは今日にでも飛んでくれと言いたそうだ。勘でわかる。」

「わかりました。」

私はこの早い展開に身を任せるしかないと観念した。

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