情熱のラブ・  フォルテシモ
「会えない寂しさはどうしたらいいの?」

「寂しいと思う気持ちが持てることに感謝することだ。それだけ自分の想いが本当だからそう思う。どうでもよければ寂しいとは思わないだろ?」

「いつもありがとう。私を支えてくれて。愛してる。」

「もしジョシュが君を抱きたいと言ってきたら、一度だけ許す。最初で最後の一度だ。相手は18歳だ。君に狂うだろう。ラリーの手に余る日が必ず来る。その時は女の君が彼を前へ導いてやるんだ。俺の言う意味がわかる?」

「そうなるとわかっているから言うんでしょ?」

「そうだ。君ならできる。ジョシュの声を潰してまで、君も彼を拒絶できないと思うからだ。」

「いやな役ね。」

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