情熱のラブ・  フォルテシモ
3日目のクリスマス・ライブも無事に終えることができた。

客の帰り際に握手をするジョシュは

このチャリティー・ライブが大成功を収めたことに満面の笑顔だった。

ラリーがそっと私の腕を後ろに引いた。

「ラリー、何?」

「ジュナ、今夜のジョシュは私が今までに見てきた彼とは違う雰囲気だった。歌も最高に私を惹きつけた。昨夜君と彼の間に何があったか想像がつくよ。ありがとう、ジュナ。君のお陰で彼は一段ステップを登ることができたと私は思っている。」

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