ごめんね、だいすき。
それから10分後
モヤシがやってきて
あの特有なガラガラ声で
「お前らぁ〜なんでごないんだぁ〜!!」
と迎えにきた
クラスのみんなも
あたしたちも
別に??みたいな態度で
黙り込んでた
一発渇がはいったとこで
さてと、と理科室へ
移動し、授業を始めた
今日の授業は
実験だった
電気回路がこうとか
ああだとか、そんな感じ
あたしの実験のときのグループに、電気大好きな男子がいたから、もう任せっきり
それより
クリスマス!!
頭の中はそればっかだった
モヤシの目を盗んで
あたしはミキに近づいた
「ねえねぇ??クリスマスどうするの??」
「にゃっ!!びっくりしたなあ…」ミキはあたしが
いきなり話しかける
もんだから
にゃっ!!とか言って
驚いた(笑)
「んでんで、どーするの??」
「どーするって…うーん…」
「決まってないの??」
「まぁ…って梨穂は??」
「いやあ、ミキのを参考にしたくてさ(笑)」
「まぢで??…でもあったとしても、参考にしないほうがいいよ??もう…」
ミキはそういうと
暗い顔をしてしまった