ごめんね、だいすき。
「え??何で??…じゃあ一緒に考えようよ??」


「いやあ…でも…」

「ほらぁ〜何しでんだあ〜!!」

「うわっやばっ!!」
モヤシに見つかってしまった


仕方なくあたしはミキから離れた

またミキの顔を見るけど、目が下に向いていて悲しそうな顔だった



まさかね…
と最悪なことを考えてた

あんなに仲良しだしね…










「今日はそごまで〜」
チャイムが終わりを告げた

って、ずっとぼけーっとしていた

「プリント書いた??」

実験グループの女の子が聞いてきた

「今提出らしいよ??ウチが集めるけど…どうする??」

「あー…書いてないから、いいよ??ごめんね、ありがとう」



クリスマスクリスマス
って、あたしバカだよね…


「梨穂ーっ置いてくよ〜」

帰る準備ができてるアキナが出入り口で待ってた

あたしは急いで机に広がったペンやプリントをまとめた


「ごめんごめん!!」

「じゃあ今日の給食のプリンちょーだいね!!」

「えっ!!プリンなん!?」

そう言うとアキナはにやにやして、あたしより先に階段を駆け上った



あとの残り2教科も乗り越え、給食の時間…

「プリンぢゃないじゃん!!」


配膳されてるとき
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