ごめんね、だいすき。
つい大声を出してしまった


では何かというと
あたしの嫌いな豆腐のパックだった

「アキナ〜あげるよっ♪」

アキナの席に近づくと

「いらないっ」

と返された

「プリン明日だった…」

アキナは少し膨れた顔して言った

あれ??間違えたのか〜
あたしは心の中で
ウシシと笑った

「じゃあ…今日はあたしが豆腐あげるから、明日はアキナがプリンちょーだいね♪」

「何でよー!!」

「冗談だよ〜ごめん(笑)」

「マユちゃーん、梨穂がむかつくんだけどー」

「何で言いつけんのー??マユミ何でもないからね??」

するとマユミは
「どうでもいいよっ(笑)」

とキラースマイルっ


案外、黒いオーラ全開なんだ…

「ミキちゃーん、梨穂が…」
「待った待った!!」

「何ー??」

「何でもないよっ」

あたしは焦りながら言った
まったくアキナは…


「そう??」

ミキは笑ってみたものの
すぐ理科室にいたときみたいな顔して、違うほうを見た


あたしは自分で
せいいっぱいでミキの
変化に気づかなかったが

ほんとは
気づいてほしかったのかもしれなかった…
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