ごめんね、だいすき。


「そうなの…ごめんね」


あたしの得意技
速攻謝罪っ!!!







…だけど、心の中ではそんな気持ち、これっぽっちもなかった

本当に本当に
友達といるのか信じれない



友達っていっても
女友達かもしれない…



もし、そうなら
お兄ちゃんはその気ぢゃなくても女友達さんは、イブに会ってくれるからって好きになっちゃうかもしれない…!!!


そんなの、絶対やだっ!!!






でも、あたしの勝手な妄想でケンカになりそうだったので

それ以上はメールをしなかった。





そして







あたしのイブは彼と一緒にいれずに終わってしまった。









めっちゃ、なんだかなー…。


クリスマスくらい
一緒にいたかった。


普段と同じような会話して、寄り添うだけでいいのに…





あたしにとってお兄ちゃんと一緒にいれることは、世界で1番のクリスマスプレゼントだったんだ。


それくらい…そうなの…






それくらい、大好きなのに‥
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