【短編】指定席
遅刻50回目記念として先生があたしと康太2人で裏庭の草抜きをさせる。
ぎこちない雰囲気の中、2人で草抜きを始めた。
草をちぎる音だけが聞こえる。
康太の溜め息も聞こえる。
「お前さえ朝はよ起きたらこんな事せんで良かったのになあ」
康太のこの言葉であたしは更に自分は好かれてないんちゃうやろか。
あたし…いない方が良いんちゃうやろか。
と、思った。
あたしは何も言い返せなかった。
だってあたしのせいで迷惑かけたんは事実やからね…
ぎこちない雰囲気の中、2人で草抜きを始めた。
草をちぎる音だけが聞こえる。
康太の溜め息も聞こえる。
「お前さえ朝はよ起きたらこんな事せんで良かったのになあ」
康太のこの言葉であたしは更に自分は好かれてないんちゃうやろか。
あたし…いない方が良いんちゃうやろか。
と、思った。
あたしは何も言い返せなかった。
だってあたしのせいで迷惑かけたんは事実やからね…