初恋を描くよ
夏美さんは腕時計を見てあわてた様に言った


「あっ!!槙下ごめんっ!!私ちょっと行かなきゃいけないんだっ!!」



『あっはい!!』



「また今度ね♪」



夏美さんはそう言うと走っていった



その時夏美さんのカバンから淡い黄色のハンカチが落ちた



『あっ...』



私が拾った時はもう夏美さんはいなかった




今度、バイト先に届けに行こうかな...
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