初恋を描くよ
運ばれた先で待っていたものは予想通りのものだった


「今すぐ入院してください」


ただならぬ予感を感じたのか夏美はその場で泣きくずれた


病室にたどり着くと俺はベッドに横たわった


定期てきに見回りにくる看護婦の目を盗んで俺は病院を抜け出した


大きな爆弾を胸に抱えて
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