闇の中の月姫
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ガチャガチャガチャガチャ
「なんで、あかないの」
あれから、頭を冷やしに屋上に来たんだけど……どうやらドアがあかないみたい。
『仕方ないな』
バンッ!
私は、ドアを思いっきり蹴った。
あーあ、ドア、ふっとんでったし。
ま、別に誰かに見られなきゃよくない?
そう、甘く考えていたけど………。
この時は、アイツ等に見られてるなんて
思ってもいなかった。