闇の中の月姫
星奈「うーん、いたって普通の女子高生だけど?」
うん、まちがったことはいってない。
蜜「普通じゃないよね?だって僕達見たよ?
星亜が屋上のドアを吹っ飛ばしてた所
そんな事できる女子高生いないよね?」
え……見られてたの?
でも今、ここでばれてはいけない。
星奈「んー?昔、柔道と空手習ってたから、そんなのできるから」
これは、ホントのこと。
私はね……アイツから一人で逃げられるようにこっそり通ってたのよ。
アイツが父親なんて思いたくもない。