闇の中の月姫
普通の女子高生?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
キーンコーンカーンコーン
ホームルームが終わったことをチャイムが知らせるとクラスの皆はカバンを持ってを教室を出ていく。
皆なんですぐ帰るんだろ?
って、ここ不良高校だから、部活とかないのか。
そんなどうでもいいことを考えていると、
蜜「ねぇ、星亜♪倉庫来るよねぇ?」
ニコニコ笑顔の蜜にそう話しかけられた。
……倉庫って宝龍の倉庫ってことだよね?
いくら何でも私は元星月の総長であって……。
『いかな「ねぇ、お願い!」
断ろうとしたら、上目遣いのうるうるな瞳で見てくるんだもん。
そんな可愛い顔で言われたら、断れないわけで。
『可愛い!いくよ!』
母性本能をくすぐられた私は蜜をぎゅと抱きしめていた。