闇の中の月姫
「てめぇなにしやがる!!」
「やっちまえ!」
真っ赤な顔をして、怒っている金髪頭は、仲間をつれて殴りかかってきた。
バキッ
ボコッ
ドカッ
三人組は、それぞれ私の顔面を殴り
腹を蹴り、顔面に回り蹴りをいれた。
「……っ、なに笑ってんだよ」
あれ?笑ってた?
だって、こんな遅いスピード、よけれたんだもん。
それでも避けなかったのは、
“顔“を狙ってきたから___
ねぇ?もっと私の顔を殴ってよ。