闇の中の月姫
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中学一年の冬。
「星奈って、キリト君が好きなの?」
突然の事だった。
まさか、彼女に裏切られるなんて思ってもいなかったんだ。
私は親友ともいえた七瀬 楓(ななせ かえで)に裏庭へよびだれた。
星奈「…キリト?好きじゃないけど?」
楓の質問に対して、私は平然と答えた。
楓「嘘つかないで!告ったんでしょ?」
もう一度、鋭い口調で言われ、睨まれる。
星奈「…告った?私が?」
なお、平然な態度でいる私。
いっている意味がさっぱりわからなかった。