闇の中の月姫
楓「キリト君がいってたんだよ!?
星奈に告られたんだって!」
……え!?
意味がさっぱりわからなかった。
私が告ったんじゃなくて、
私がキリトに告られたから。
私にとって、キリトは男子の中で一番仲がよかった存在。
だけど、そこには恋愛感情なんてなかった。
星奈「私は告ってないよ?
告白されたけど断ったんだよ?」
楓「 ……え?
キリト君が星奈に告白したの!?
…‥なぁーんだじゃあ…友情ごっこはもうおわり。
私、キリト君が好きだったから、
キリト君と仲がよかったアンタに近づいたんだよ。
私のが、可愛いし?
私に惚れると思ってたのになあ。
アンタに惚れるとか、キリト君、女の趣味悪いねー。
キリト君とか好きじゃなくなったわ。
アンタの目とか髪変だし?
私とアンタが親友?
ふっ、笑わせないでよ。
こんな変なやつと一緒に居たくないっつーの」