トルクラトルクラ・ルンタッタ
「いいな~。ぼくのところにも来たらいいのに。」




ひとり、とりのこされたトムは、つぶやきました。



しごとにむかいますが、どうしても気になってしかたありません。




「どうしてあのひとのところには来て、ぼくのところには来てくれないんだろう…小人さん。」




トムはかんがえました。



そして、気づきます。




あのひとのうちを見に行こう。




きっと、なにかヒミツがあるにちがいない。




トムはしごとをぬけだして、男の家にむかいました。




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