人形の妹と王子の兄


「…?」


「いいから」


生まれながらの薄茶色した髪の毛を撫でて、

「俺と付き合ってるってことで、

一緒にいるんだ。

じゃねえと、お前…」


可愛い顔を見えるようにする。


「…可憐、俺が一番好きだろ」


「うん…隼人お兄さんが好き…」


「学校では俺のことは篠原君な、

双子ってばれたらやばいから」

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