君が好き
心配じゃない訳ないだろ


翔吾に言われたからっていうのは


ちょっとシャクだったけど


俺は美都に声をかけることにした



ーコツンッ


美都の頭に丸めた紙を当てる


そして



「悪りぃっ‼︎


って美都かよ(笑)


ったくドンくせーな


こんくらい避けろよ(笑)」



なんていつも通り声をかける



「うるっさいなぁ‼︎


もっと他に言うことないのっ⁉︎」



美都は怒っているけど


少しは元気が戻ったように見えた



「ねぇ(笑)」



俺はそれだけ行って


自分の席の方へと戻った
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