君が好き
「あげないよ…


っていうかあげられないよ…」


「なんで?


あげればいいじゃん?」



真那にはオリエンテーションの日に


私が祐斗とした会話のことは


何も話していない


今日まで話すタイミングがなかったから


言ってなかったけど


今がそのタイミングかもしれない



「だってさ…


祐斗、好きな人いるんだって…」



そう言って私は


オリエンテーションの日の会話を


真那に話した
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