アイドルに告白されました。



「あ、あのああありがとうございます」





「どういたしまして♪」






しゃべっている咲来ちゃんは結凛とはどこか違っていた。



何故…?何故あんなにもこの子を結凛と重ねてしまったのだろう。





「君、いくつ?」




中1ぐらいかな?




「高1です。」





「え!?同い年!?中学生かと…」





そう言って咲来ちゃんを見るとほっぺを膨らまして涙目でこっちを見ていた。





「ちゅ、中学生なんて、初めて言われた…」





そんな顔、反則だろっ…って。




何を考えているんだ?
俺には結凛がいるじゃないか…



「鈴麻…さん?」



「俺は鈴麻じゃないよ。本名は松村聖也。」




そんな小さな会話をしていると家に着いた。
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