俺様ツンデレ君との3年間~キミと過ごした日~
えーっとたしかここのクラス。
ガラガラガラ
「小花薫~どこいんの?」
「なに?」
小学校のころより態度でかい。
ムカついた。ちょっと虐めてやろ。
「お前太祐と付き合ってんの?」
「もう噂回っちゃったの~?」
「てことは付き合ってんだ~」
「ばれちゃった?妃七ちゃんも早く彼氏つくりなね」
そういって小花は背を向け教室ないに歩いていった。
教室ないにあいつがウソついてるって知らせてやろ。
授業が始まるまで廊下でまって、始まった瞬間教室に入っていった。
「妃七ちゃんどしたの?授業はじまるよ?」
「そーだね。妃七ちゃんって呼ばないでくれる?」
「さっきたいちゃんの話ししたでしょ?たいちゃんに言うよ?」
「太祐のことたいちゃんってよんでんの?気持ち悪っ。いーたきゃいえば?」
「妃七早く彼氏みつけなね~わらわら」
「うちの名前呼ばないで。汚れる。早く彼氏見つけた方がいーのはお前でしょ?」
「私にはたいちゃんがいるから」
「どんだけ妄想はいってんの笑」
「妄想じゃないっ」
「太祐に言いたければ全て言えばいいんじゃない?」
「あたりまえよっ」
「悪いけど、太祐はあんたの男じゃなくてうちの男だから笑」
「えっ」
「お前の嘘ばれちゃったね。笑」
「嘘じゃない…」
「太祐が迷惑がってんの気付いてないの?」
「…」
「んま。これ以上太祐に手出したらあんた殺すよ?」
これ以上太祐に手出したらあんた殺すよ?ってこれはうちの本心だった。
誰も太祐に近づいてほしくなかったの。
それだけ言い残して自分の教室に戻った。