真白な彼女
『その、相談屋がいる場所は何処なんだ?ていうか、そいつの名前は?』
『場所は、わかりません。でも、連絡は取れます。携帯を止めてしまったんで、何かある時はこっちから家の電話で掛けると伝えてます。番号は控えてるんで』
『そうか、金を渡す時はどうするんだ?』
『実際まだお金を支払ったことが無いのでわからないんです。今年から支払う予定だったんで。25回払いで、月に20万です』
ん?ローンを組んでくれるんだ。
しかも無利子で。
『なるほどな。あっちの情報はまるで無いのか。こっちからコンタクトを取るしかないだろうな』
『どうやってとるの?』
『どうやってって。普通に電話だよ。それしか無いだろ?』
いや、まぁそうだけども。