真白な彼女

家でとりあえずのんびり。
午前中を使い切り洗濯物を取り込み畳む。
ん?
月見里君から電話が掛かって来た。
まだ早いけどどうしたんだろう?

『もしもし、おはよう月見里君。どうしたの?』
『おはよう白石。まだ早いんだけど僕達は先に集合しておかないかと思って。それに、白石だって僕に会いたいだろ?』
『…………』

その言い方は少し嫌だ。

『とりあえず30分後、いつものファミレスでいいかな月見里君?』
『ああ、そうだな。じゃあ30分後に』

時刻は午後13:30
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