花とミツバチ
「ふ、二日酔いは?大丈夫?」
「は、はい!昨夜の己のしでかした事の大きさに二日酔いも吹っ飛びました…!!」
「しでかした事って…」
「本当すみませんでした!ごめんなさい!!」
「……」
そこまで謝られるとどうしていいのやら…。
困って頬をかいた私に、彼は頭を下げ謝りバッと顔を上げる。
「けど!酔っ払ってても言ったことは本心なんで!!」
「……」
「中途半端な気持ちじゃないことだけは、信じてください」
『好きです…本当に、愛してる』
『他の誰を好きでも、俺は先輩のことが好きです…』