花とミツバチ
あの日から、恋人同士となった俺と藤田先輩。
毎日会社で会えているけれど、二人でいる時間もやっぱりほしい。そんな俺のワガママから、先輩がこうしてうちに泊まってくれることが多く…今では半同棲のような生活。
最初は手をつなぐだけでも真っ赤になっていた自分も今では慣れたもので、寧ろ常に触りたくて仕方がない。
付き合うまでが自らが掲げた我慢の連続だったこともあり、それを縛るものがなくなってからは自制心はどこかへいった。
(毎晩毎晩して我ながら高校生かよって感じだけど…)
それでもしたりないくらい、愛しいのだから仕方ない。