『※ BLではありません。』

Chap.2

そして待ちに待った冬。





12月27日。




いつもと同じ時期にやって来た楓達の顔は


真っ青だった。


もともと3人とも肌は白い方だったけど


あのうすく刺した赤みが


消えていた。



桐は意外と元気だったけど


楓なんかは頬もこけ、女子に人気のあった面影すら危うかった。


まぁ、当然なんだけど…。



先週、叔父さんが





死んだから。






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