彼氏は11才!?
「いつに無くまともなことを言う兄さんに吐き気がするんですけど」
「酷いな!羽咲さんの傷の心配するのは当然だ!負傷したまま殴られてもエクスタシーには達さないだろう!?」
「幻弥はそういう奴だよ。マジで死んでしまえ」
コイツ等にまともな部分があるとすれば無駄に整った容姿だけだ。
「用が無いなら私の視界から消えて」
しっしっ、と野良猫を追い払うように手を振って窓の外の雲を眺める。
「用ならありますよ」
「聞きたくない」
「羽咲さんはツンデレだなぁ」
「お前等に対して私がデレの部分を見せたことあるなら脳外科行っておいで」
「もう行ったさ」
行ってそれか。
哀れを通り越して愉快な頭だな。
「で、用って何なの」
不毛な会話を早く終わらせたくて変態双子に向き直る私。
あ、幻弥のチャックが全開だ。
赤いパンツはいてるよ、コイツ。
「明日の土曜、海に行きませんか?」
「断る」
「まさかの即答!」
ハンッ、この2人と海?
ふざけるな。
こんなのと海に行ったら人生の汚点が増えるだけだ。
「そう言わずに行きましょうよ」
「嫌だ」
「酷いな!羽咲さんの傷の心配するのは当然だ!負傷したまま殴られてもエクスタシーには達さないだろう!?」
「幻弥はそういう奴だよ。マジで死んでしまえ」
コイツ等にまともな部分があるとすれば無駄に整った容姿だけだ。
「用が無いなら私の視界から消えて」
しっしっ、と野良猫を追い払うように手を振って窓の外の雲を眺める。
「用ならありますよ」
「聞きたくない」
「羽咲さんはツンデレだなぁ」
「お前等に対して私がデレの部分を見せたことあるなら脳外科行っておいで」
「もう行ったさ」
行ってそれか。
哀れを通り越して愉快な頭だな。
「で、用って何なの」
不毛な会話を早く終わらせたくて変態双子に向き直る私。
あ、幻弥のチャックが全開だ。
赤いパンツはいてるよ、コイツ。
「明日の土曜、海に行きませんか?」
「断る」
「まさかの即答!」
ハンッ、この2人と海?
ふざけるな。
こんなのと海に行ったら人生の汚点が増えるだけだ。
「そう言わずに行きましょうよ」
「嫌だ」