彼氏は11才!?
「うるせーよ、ドM野郎」
「ドMの何が悪い?ドMは人類が生んだ素晴らしき快楽の文化だよ。日々発展しているんだ」
「幻弥先輩なんて死ねばいいと思う」
私もそう思う。
「さて、まずどうやって侵入するかが問題ですね。紅一郎君の教室の位置は分かりますか?」
「えーっと…西棟の3階だって聞いたよ。右端の6年1組」
「西棟の3階…右端…」
チャキ、と双眼鏡を取り出して校舎を探る乃薔薇ちゃん。
どうして双眼鏡なんて持っているかなんてことは聞か無い。
どうせよからぬことに使う為に持ち歩いてるに決ってる。
「生徒が居ませんね…どうやら移動教室か体育のようです」
「やっぱり門を突破するしか無いようだね」
「裏門にもきっと警備員が居るはずだよ。どうやって突破するの?」
悩む私達。
まさか人生の中で小学校に侵入する方法で悩む日が来るとは思わなかった。
あれ…あれれ?
まさか、私も工藤兄妹並みに変態気質なのか?
いや、私はコイツ等とは違う。
紅ちゃんが心配でここに来ているのだ。
断じて楽しくなってワクワクなどしていない。
「姉ちゃん、アレは?」
「ドMの何が悪い?ドMは人類が生んだ素晴らしき快楽の文化だよ。日々発展しているんだ」
「幻弥先輩なんて死ねばいいと思う」
私もそう思う。
「さて、まずどうやって侵入するかが問題ですね。紅一郎君の教室の位置は分かりますか?」
「えーっと…西棟の3階だって聞いたよ。右端の6年1組」
「西棟の3階…右端…」
チャキ、と双眼鏡を取り出して校舎を探る乃薔薇ちゃん。
どうして双眼鏡なんて持っているかなんてことは聞か無い。
どうせよからぬことに使う為に持ち歩いてるに決ってる。
「生徒が居ませんね…どうやら移動教室か体育のようです」
「やっぱり門を突破するしか無いようだね」
「裏門にもきっと警備員が居るはずだよ。どうやって突破するの?」
悩む私達。
まさか人生の中で小学校に侵入する方法で悩む日が来るとは思わなかった。
あれ…あれれ?
まさか、私も工藤兄妹並みに変態気質なのか?
いや、私はコイツ等とは違う。
紅ちゃんが心配でここに来ているのだ。
断じて楽しくなってワクワクなどしていない。
「姉ちゃん、アレは?」