カタオモイ。

その日の夜。


あたしは部屋に引きこもり、ずっと枕を濡らしていた。

「わァアァァアアァ!!!」って大きく泣けば少しはスッキリするのに…

少しずつしか出ない涙をあたしは自分を恨む。


頭の中で今日の出来事が何回も繰り返される…

そして何回も同じ所で泣く。

恋ってこんなにも辛いもの?

だったらこんな恋なんて絶対したくない!

でも、こんな恋にだって救われたことは何個もある。


でもやっぱり…片想いって辛いよ…

悲しいよ…

特に彼女と幸せそうに一緒にいるってのはあたしには残酷すぎるよ。



それほどあたしは貴方に中毒って(はまって)しまったんだ。






そのままあたしは眠りについた。。。






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