カタオモイ。
「今から行くから!」
「はいぃ?!」
「ん?どした?」
「えっ!郁斗だよね?」
「そうだよ。最初に言ったやぁん!」
「そうだね」
「んじゃ、今から行くから」
「わかった」
そう言って電話を切った。
郁斗が来る?
何のために?
だって今日先生に『医者で』って言われてたんじゃなかったけ??
それじゃあ近藤先生が何のために電話してきたかわからないね。
そうこう考えているうちに電話切ってから5分後くらいにチャイムが鳴った。