カタオモイ。

「はい!もしもし!?」




!!!





びっくりしたぁ~。




声大きいなぁ。





「もしもし。美玲だけど、郁斗?」





「おぉ~。そうだけど、美玲か。びっくりした。」






「こっちの方がびっくりしたけど。」




私はボソッと言った。





「何?」






「なんでもない。あのね~郁斗って明日なんかある?」





「あ~。明日は部活がある。」




「そっかぁ。何時くらいに帰ってくるの?」




「明日は試合だから何時になるかわからないけど…?」



「渡したいものがあるの。」




「なになに???」



「今は言えないって♪」

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