カタオモイ。
「と…時東…時東…どこだろう?このクラスじゃないのかな?」
「美玲ぃ~!!あたしC組だったぁ!」
美優がC組のクラス表の所から叫んだ。
「まじでぇ~。私どこにも名前ないんだけどぉ~!」
「もう一回探してみればいいじゃん!」
「うん…。」
もう一回A組から…
時東…時東……あっ
A組か。
「美優ー!あたし、またA組だったぁ~!!」
「お~。違和感ないね!」
「何それっ。あっ!…うそっ」
「どうしたの?」
「郁斗…A組だっ!!」
「マジで!!よかったじゃん!美玲!」
「………」
「美玲、どうしたの?」