カタオモイ。

席は…祐美菜の隣。

1年の最後だし、自由にしようってことでその時仲の良かったあたし達は隣になった。

その時は隣になれてとても嬉しかったのに今は…

少しヤダな。


でも、こんな機会だし次は手紙を送ることにした。


『さっきゎゴメンね!あたしなんかした?』


これを綺麗にたたんで…

祐美菜の机に投げた。


祐美菜はそれを拾って筆箱の中に入れた。


えっ?今すぐに読んでくれないの?

いつもだったらすぐに読んでくれるのに…

そこまで…



「祐美菜。今読んで。」


あたしは小声で言った。


祐美菜はこっちをちらっと見て



「わかったゎ。」


と言って手紙を広げた。




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