カタオモイ。
それを読んで祐美菜は手紙に何かを書きこんだ。
そしてあたしの机に投げた。
さっそく手紙を読むと…
『別になにもしてないよ』と一言―――
はぁ!?
何もしてないんだったら睨むはずないじゃん!と心の中で思った。
どうしても納得いかないあたしは次の日、祐美菜に言った。
「祐美菜、あの『殺意が芽生えた』ってやつ、祐美菜に言ったわけじゃないよ?」
祐美菜はこっちを見て、ふーん。と一言いった。
納得してない様子にあたしは考え込んだ。
その日からあたしは毎日毎日悩みまくった。
夜は考えすぎて寝る時間が遅くなったり、授業中でさえもずっと考えてた。
結局出た結果は…
気持ちがより伝わるのは直接でしかない!