カタオモイ。

結李とあたしが焼きいかの足を食べている時…


「なんでお前がいる~?」


爽也《そうや》が後ろに2~3人連れてこっちに来た。


「え~別にいいいじゃん。いちゃいけないの?」


「別にいいけどぉ~。そういえばあの人は??」


多分爽也の言っている『あの人』とは、『郁斗』のこと。


「え~郁斗ぉ?それが…いないんだってぇ。」

「まじでぇ!?んじゃ、その人と夜、頑張りゃぁ。」

!!?

夜!!?

夜ってどういうことですか?!


「なに?夜って?」

あたしはおそるおそる聞いてみた。


「えっ?わかってるでしょっ♪」

「いや、それが全然。」

「まじでかぁ~。ベッドインだよ!」


!?

言ってる意味がよく…?



「ふ~ん?ま、たぶんあの人来ないけどね。じゃっ!」


あたしは爽也に別れを切り出した。

「おぉ!んじゃ!」





郁斗か…


もしいたらどうしよう。。。



でも、美華がいるし…

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