総長さんとお嬢様

「ねぇ、離してよ!」

夏樹に言ってないし、カバンも…

「って、なんで私のカバンがここにあるのよ!」

「俺が取りに行った」

そういえば、途中から悠生居なかった!

「でも、よくクラスわかったわね?」

「かわいい女の子達がご親切に教えてくれた」

まぁ、あなたのルックスなら、すくに教えてくれるでしょうね。

「悠生の女好きは相変わらずだねぇ」

見た目からしてそうね。

いかにもって感じ!


「着きました。」

「ありがとねぇ」

「あっ、ありがとうございました!」

「おい、行くぞ」

そう言って私の腕を引っ張る諒。

「ま、待って!」
< 16 / 24 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop