総長さんとお嬢様
「ねぇ、離してよ!」
夏樹に言ってないし、カバンも…
「って、なんで私のカバンがここにあるのよ!」
「俺が取りに行った」
そういえば、途中から悠生居なかった!
「でも、よくクラスわかったわね?」
「かわいい女の子達がご親切に教えてくれた」
まぁ、あなたのルックスなら、すくに教えてくれるでしょうね。
「悠生の女好きは相変わらずだねぇ」
見た目からしてそうね。
いかにもって感じ!
「着きました。」
「ありがとねぇ」
「あっ、ありがとうございました!」
「おい、行くぞ」
そう言って私の腕を引っ張る諒。
「ま、待って!」