総長さんとお嬢様
「さてと」そう言って悠生が立った。
「みんなに報告しないと」
「そーだな」
行くぞ。そう言って私を引っ張る諒。
「うん…」
みんな私が華だって知ったら、どんな顔をすんのかな?
私が東城グループの令嬢だって知ってんのかな?
色んな疑問が浮かんできた。
「おい、集合」
諒の一言で「はいっ!」元気な返事でカラフル頭の人たちが集まってきた。
「こいつは今日から華だ。命懸けて守れよ!」
「「はいっ!」」
あなた達は軍隊ですか?っていうほど元気な返事。