ミラ子の呟き。2014〜
それは息子達と行った近くのスーパーからの帰り道。

突如、長男が言った事から始まりました。

「ねぇ、こうやって乗る人いるよね?特におばちゃんとか………?」

そう言いながらマイチャーリーを使い私に見せる長男。

しかし上手く出来ません。

そう彼の言うこうやってってのは片側のペダルに片足を乗せ、余ったもう片方の足で地面を蹴りつつ勢いづいた頃合いを見計らってサドルにお尻を着地させるという。

所謂、【おばちゃん乗り】

街中で見かけません?

自転車のハンドルの所に傘立てホルダーついてるおばちゃんなら間違いなく軽くささっとおばちゃん乗りします。

間違いない。

おばちゃん乗り評論家の(言うたもんがちやな、笑)ミラ子は言います。

傘立てホルダー、ひったくり防止カバー、ハンドルカバーこの三種の神器付いてるチャリに乗るおばちゃんは間違いなくスタートはおばちゃん乗りです。

その見た目のボリュームからは想像も付かないほどとても軽やかに乗ります。

その【おばちゃん乗り】に息子が興味を持ったらしく……

「ママは出来るの?」

「えっ、私?う、うん…まぁ、出来るけどさ。」

そう言って見せますと「おお〜」と長男。

ちなみにミラ子のチャリには三種の神器付いてません。ほんまやで。

でもあまり【おばちゃん乗り】はしない派ですね。

最初から跨り、ペダルにキチッと足を乗せ漕ぎ出すタイプです。

きっとママチャリじゃないからかも。

ハンドルとか一文字タイプのです。

でまぁ、それはさておき、華麗に秘技おばちゃん乗りを見せましたところ長男、「やってみたい」と。

「えっ?」

ちなみに息子のチャリはさらにサイクリングタイプのものなのでおばちゃん乗り厳しいんじゃないかと。

でもまぁ、なんでもチャレンジ。やってみようかと。

とりあえず家の方まで帰ってきまして前の公園にておばちゃん乗りの練習を。

想像していただきたい。

小学生とそのオカンが公園にておばちゃん乗りの練習。

シュ〜ル〜〜〜〜









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