うしろから、そっと

まさかの展開

-詩織side-

「詩織、ばいばーい!」

「また明日ー!」

「ばいばい、また明日ね!」


いつも通り香奈と彩乃に挨拶をして、教室を出る。



放課後。 今日はなんか疲れたし、特に用事もないから真っ直ぐ家に帰ろうかな。



駅まで歩いて、ホームで電車を待っていると、誰かに話しかけられた。


「あの、これ落としたよ…?」





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