うしろから、そっと
「ん?じゃなくて。田中、お前今日日直だろ。」
げ、先生。
もう、早く帰ろうと思ってたのに!
「わかりました…」
私は不服そうに返事をした。
「じゃあ、今日は学級日誌書いてから帰れよ。」
あーんめんどくさい。なんでこんなことしないといけないの。
うちの学校の日直は、男女1人ずつで合計2人。だから、男子に押し付けちゃおっかなー。
日直の男子は…げ、有村!絶対手伝ってくれないや…
これはがんばるしかないか…
学級日誌は、どうせ書かないくせに有村が持ってる。私は有村の机を向いて座れるように椅子を反対向きにした。